きじとら出版

だいすきな本、
  ひろがる世界

だいすきな本、
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船を見にいく

  • 好評発売中
  • 【いたばし国際絵本翻訳大賞】

アントニオ・コック 文
ルーカ・カインミ 絵
なかの じゅんこ 訳

定価:本体1600円+税
ページ数:25ページ
サイズ:29.0×20.5cm
初版:2016年7月
ISBN:978-4-908214-05-9 C8798
(小学校低学年~)


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◆第22回いたばし国際絵本翻訳大賞(イタリア語部門)受賞作品◆
◆全国学校図書館協議会選定図書◆
◆日本子どもの本研究会選定図書◆

ぼくはよく、船を見にいく。船はじっと、とまってるわけじゃない。ゆっくりと、いきをしながらねむっているんだ……

造船所の船を見に、少年は港を訪れる。船は生きている、そして何度でも生まれかわる。はたらく人々の力強さ、世界の大きさを感じ、想像を広げるひとりの時間――。

未来へと航海する子どもたちに届けたい一冊です。


文●アントニオ・コック Antonio Koch
1976年、イタリアのボローニャ生まれ。ボローニャ演劇学校で学び、ボローニャを拠点とする劇団「テアトロ・デッラ・ラッビア」に所属。脚本家兼俳優として活躍しながら、短編小説や詩などの創作を手がける。子どもに向けた作品に、日本人イラストレーターと組んだ “Brutto + Bello” などがある。

絵●ルーカ・カインミ Luca Caimmi
1978年、イタリアのマルケ州ファーノ生まれ。ウルビーノ芸術高等学校のアニメーション・デザイン科で学んだ後、国立ウルビーノ美術学院を卒業。ボローニャ国際絵本原画展で入選ほか、受賞歴多数。短編コミックや挿絵なども手がけ、本書が初めての絵本となる。
本書の表紙画は、カッサンドルによるポスターアートの傑作「ノルマンディー号」へのオマージュでもある。

訳●なかの じゅんこ 中野順子
1966年熊本県生まれ。西南学院大学文学部外国語学科英語専攻卒業。子育てのかたわら、通信教育で英日翻訳を学ぶ。NHK「イタリア語会話」をきっかけに、独学でイタリア語を修得。現在、福岡県内にてこども英語教室の講師。本作で第22回いたばし国際絵本翻訳大賞(イタリア語部門)最優秀翻訳大賞を受賞。

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 ◆◇推薦の言葉◇◆
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船をつくり続ける港には、どっしりとして潮気のある空気が漂う。そして、その作業をずっと見てきた港町の人々には、透明な何かが見えるようだ。彼らにとって、船は決して鉄のかたまりなどではない。じゃ、何なの?と聞かれたら、この絵本を読んでみて、と僕は静かにおすすめする。――幅 允孝(BACH ブックディレクター)